1-B13 ぼかしを用いた視線誘導による技能獲得支援の検討
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1-B13 ぼかしを用いた視線誘導による技能獲得支援の検討
山口 駿斗(東京科学大学),宮藤 詩緒(東京科学大学)
AR技術は, 教育や医療などの幅広い分野で, 技能習得の効率化を目的に活用されている. 特に, ARによる技能習得支援において, 視線誘導は効率的な情報伝達と集中の維持を促す方法として注目されている. 本研究では, AR上での視線誘導による技能獲得支援手法を提案する. 本論文では, 視線誘導の手法として「ぼかし」を用い, AR空間での視線誘導をVR空間において擬似的に再現し実験を行った. ぼかしによる視線誘導が装着者の視線動作に及ぼす影響を定量的に評価することで, この手法の技能習得支援への有用性を検討し, 視線の安定化と集中の向上を確認した結果について報告する.